Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
燈台もと暗し
関東平野でもネン棒があり、またネン木と謂ったところもある。ネッキ・ネックイは根木・根杭であろうと、字を学んだ子どもはおよそ想像しているが、実は枝のさきを切って作るので、ただ土の中へ刺し込む点が、根と呼ぶのにややふさわしいだけである。言葉はこういう風に形と心持とが、別々に移り動くものであるらしく、また必ずしも、学者によって吟味せられてもいない。私の心づいたのは、このネンは別に起りがある。或いは念の字の音であって、やはり中古から言い始めたのかも知れない。そうするとこの名前よりも遊びの方が古く、またもう一つ前の名があったにちがいないのである。
燈台もと暗し
いわゆる根ッ木の問題には限らず、我々がお互いに話し合ってみないために、覚るべきことを覚らずにいる場合ははなはだ多い。私がこんな小さなことに力を入れるのも、目的はもっと自分の中にある「日本」を見つけ出してもらおうがためである。各地から寄り集まっている人々の話題を、できるだけ朗かな楽しいものにしたいからである。
まちがっていたら正してもらうようになるべく多くの地名を掲げる。尖った木の棒を土の上に突き立てて相手の立てたのを倒し合う競技を、関東とその周囲の県ではネッキという者が多く、またネンボウという名も伊豆あたりまで行なわれている。