Japanische Klassiker mit Furigana
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
そうしてこれにもまた午後の小昼をそういうところと、午前のものだけをコジュウハンというところとができているのである。
次になお一つ、中国地方は鳥取・島根、また広島などの各県に、夏の農作のはげしいころ、三度のほかに出る食事をハシマという名称がある。これは箸間と書き、箸で食べる食事のあいだのものだから、そういうのだと説明してくれる人もあるが、これはこじつけで、じっさいは昼間のマと同じく、ただ中間の食事というに過ぎぬことは、村によっては小をつけてコバシマ、又はコバサマという人のあるのを見ても知れる。ハサマはすなわち物と物との中間のこと、今いう間食をアイダグイ、またはハサグイというのと元は一つである。これも春の彼岸から秋の彼岸まで、毎日出るというところと、盆の十三日のハシマを以ておわるというところと、田植のあいだだけしか出さぬというのとがあり、時刻も午後が多いが午前のをハシマという例もある。もっとめずらしいのは、後にいう茶の子と同様に、早朝のかんたんな食事をそういっている村もあることである。しかしこの最後のものだけは思いちがいと言ってよい。つまりはハシマやコバサマが、中間の食事ということだったのを忘れて、かんたんな食物なら皆ハシマと、考えるようになってから後のことなのである。