Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
女児のままごと
中老などと子ども組ではいばっていても、若連中に入っては使い走り、だまって追いまわされていて一向に頭が挙らない。かれらの側からいうと、ここでまた一回の努力がいるのである。そう思って見るときは、子ども組の活躍が何か若連中に加わる目的にばかり、集中しているようにも見られぬことはないのである。
かれらが無心なる年少者の群と、正月十五日の自由とを利用して、成人を笑わせようとする歌言葉の中にも、そういう形跡はたしかにある。正月は花やかに笑うべき月であり、また笑うとすればいずれこの辺のところに落ちるだろうが、かれらは思い切って成長した男女の問題を、大きな声でわめこうとしていたのである。すでに一人前の知識・感覚を持っているぞということを示そうとする態度がよく見られる。穏当でないか知らぬが親も祖父も、みんな一度は通って来た関門であった。それがただ少しずつ濫用せられていただけである。
女児のままごと
あんまり男の子の荒々しい話に片よったから、今度は方面をかえて「おままごと」の問題を考えてみよう。この遊びが日本では特別によく発達しているということを、皆さんは多分まだ心づいておられぬだろうが、同じ年をとった人たちの所作を真似るという中でも、ままごとのお手本はそう手近いところにはないようだ。