Japanische Klassiker mit Furigana
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
こどもの新語
伊豆の田方郡の盆の竈などは、これを作り上げる者は十四歳の娘ときまっていた。珍しい話だがその時は必ず腰巻を取って出て来た。というのは多分この日から、新たに裳をはく者ということであったかと思う。ここでは男の児の竈はなく、ただその少女組の竈を突き崩しに来るのを、十三歳以下の娘が協力して一生懸命に防衛するのが重要な役目であったという。
こどもの新語
子どもは自分たちの遊戯を改良し、また発達させる能力を具えているということが、ままごと鬼ごとの二つの遊びにおいてはことによく見られる。盆の門ままの行事はすでに成人が重きを置かぬようになった土地でも、彼らは一朝にしてその模倣を中止しなかったのみか、むしろその中の最も面白かった部分を残して、他を新たなる環境に適するようにかえていって、昔の生活様式を我々のために保存しているのである。御礼を言わなければなるまい。
皆さんの郷土でままごとを何と呼んでいるか。これと今日流行の姉さまごととはどういう関係にあるか。とにかく子どもを理解するために、またわが身の昔を省みるために、も少し互いに他所のものを比べ合う必要があるかと思う。私などにも今はまだわからぬ言葉が多いが、気長に集めているうちには、案外なことが見つかるという経験だけはもっている。