Japanische Klassiker mit Furigana
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
Lesen Sie 三国志(三) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 312.452 Zeichen · 628 Bildschirme
其方はどう思うか」
郭嘉は即答した。
「それは一気に玄徳を討伐してしまうに限ります。なぜなら、玄徳はまだ徐州を治めても、歳月は浅いので、州民の心はつかみきれておらない。また袁紹は気勢ばかりあげているが、部下の田豊、審配、許攸などの良将もみな一致を欠き、加うるに、袁紹自身の優柔不断、なんで神速の兵をうごかせましょうや」
その説は、自分の志望と合致したので、曹操はたちどころに決心して、軍監、参謀、各司令、糧食、輸送などの各司令を一堂によび集め、
「兵二十万をととのえ、五部隊にわかち、三道より徐州へ攻め下れ」と、軍令を発した。
諸大将の兵馬はたちまち徐州へむかった。――早くもこのことは伝播して徐州へ伝わってゆく。
まっさきに、それを早耳に入れたものは孫乾であった。
下の城にある関羽のところへ急を告げ、その脚ですぐ玄徳のほうへ馬を飛ばした。
玄徳は、小沛の城にいる。彼の驚愕もひと通りでない。
「血詔の秘事露顕して董国舅以下のあえないご最期。いずれはかくあろうかとも覚悟していたが……」
「袁紹へ、書簡をおしたためなさいまし。それを携えて、河北の救援を求めにまいりましょう。