Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

さんごくし

三国志(三)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(三) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 312.452 Zeichen · 628 Bildschirme

Aozora Bunko

と、彼も、大音でいった。

禰衡は、かさかさと、枯葉のように笑って、

「ははあ、そんなにおりましたかな。願わくば、どう多士済々か、どう人間らしいのがいるか、つまびらかに、その才能をうかがいたいものだが」と、何のおそれ気もなく云い放った。

かねて、奇弁畸行の学者と、その性情を聞いている上なので、曹操も別に咎めもせず、また驚きもせず、

「おもしろい奴、しからば右列の者から順に教えてやるから、よく眼に観、耳に聞いておぼえておくがよい――まずそれにおる荀、荀攸はみな智謀ふかく、用兵に達し、いにしえの蕭何とか、陳平などという武将も遠く及ばん人材である。また次なる張遼、許、李典、楽進の輩は勇においてすぐれ、その勇や万夫不当、みな千軍万馬往来の士である。なお見よ。左列の于禁、徐晃のふたりは、古の岑彰、馬武にも勝る器量をそなえ、夏侯惇は、軍中の第一奇才たり。曹子孝は、平常治策の良能、世間の副将というべきか。――どうだ、学人。これでも人なしというか」

四

禰衡は、聞くとたちまち、腹をかかえて傍若無人に打笑った。

「さてさて、丞相もよい気なもの哉。――わが観る眼とは、大きに違う」