Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
様はございません、知って居りましたが旦那と私とは別懇の間柄だから、私が行って顔を見ればお母様やお隅さんに尚更歎きを増させるような者だから、夫故まア知っていながら遅くなりました、多助さん、飛んだ事になりましたね」
多「飛んだにも何にも魂消てしまってね、お内儀様はハア年い取ってるだから愚痴イいうだ、花車は内に奉公をした者で、殊に角力になる時前の旦那様の御丹精もあるとねえ、惣次郎とは兄弟じゃアねえか、それで此の騒ぎが法恩寺村迄知んねえ訳ア無え、知って来ないは不実だが、それとも知んねえか、江戸へでも帰った事かとお内儀さんあんたの事をば云って、ただ騒いでいるだ、どうか行って心が落ち着くように気やすめを云って下さえ、泣いてばいいるだからねえ」
花「はい、来たいとは思いながら少し訳があって遅く参りました、まア御免なせえ」
多「さア此方へお這入り」
というので風呂敷包を提げたなり奥へ参ります。来てみると香花は始終絶えませぬから其処らが線香臭うございます。
多「お内儀さん法恩寺の関取が参りましたよ」
母「やア花車が来たかい、さア此方へ這入っておくんなせえ」