Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
七十五
家は人に譲ったから、まア家の出来るまで、当期此の庵室におる積りで、だが手前能く尋ねて来たねえ」
隅「誠にどうも御無沙汰を致しまして」
安「此の夜中雪の降る中を踏分けて何うして来た」
七十五
隅「あの今日富五郎が来ましてね、何か先生に頼まれた事があると云って、私の処へ客になって来まして、お酒に酔って何だか種々な事を云いますの、けれども其の様子がさっぱり分りませんから、其の事に付いて先生にお目に掛らなければ様子が分りませんから」
安「それはどうも、富五郎が行ったかい、貞藏、富五郎が往ったって」
貞「だから私が先生に申上げて置きました、彼奴は誠にあゝいう処ばかり遊びに参るのが好きでげす、全体道楽者でげすからなア、彼奴余程婦人好でげすよ」
安「で、富五郎が往って何ういう話し振の、まア一抔飲め」
隅「有難うございます、まアお酌を」
安「イヤ一抔飲め」
隅「左様でございますか、貞藏さん、お酌を、恐れ入ります」
貞「いや久し振りでお酌をする、私の名を心得ているから妙でげすな、久しい前に一度先生のお供を致しましたが、其の時逢った一度で私の名まで覚えているというのは、商売柄は又別なものでげす、お隅さん相変らず美しゅうございますな」