Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
三十四
新「伯父さん/\」
勘「あい」
新「私だよ」
男「勘藏さん、新吉さんが来たよ」
勘「有難え/\、あゝ待って居た、能く来た」
新「伯父さんもう大丈夫だよ、大きに遅くなったがお長屋の方が親切に手紙を遣して下すったから取敢ず来たがねえ、もう私が来たから案じずに、お前気丈夫にしなければならねえ、もう一遍丈夫に成ってお前に楽をさせなければ済まないよ」
勘「能く来た、病気はそう呼びに遣る程悪いんじゃアねえが、年が年だから何卒呼んでおくんなせえと云うと、呼んじゃア悪かろうの何だの彼だのと云って、評議の方が長えのよ、長屋の奴等ア気が利かねえ」
新「これサ、其様な事を云うもんじゃアねえ、お長屋の衆も親切にして下すって、遠くの親類より近くの他人だ、お長屋の衆で助かったに、其様な事を云うもんじゃアねえ」
三十四
勘「お前はそう云うが、ただ枕元で喋るばかりで些とも手が届かねえ、奥の肥ったお金さんと云うかみさんは、己を引立って、虎子へしなせえってコウ引立って居てズンと下すから、虎子で臀を打つので痛えやな、あゝ人情がねえからな」
新「其様な事を云うもんじゃアねえ、何でもお前の好きな物を食べるが宜い」