Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
六十
ポカリ撲倒しますと、
富「あ痛たゝ」
と蹌ける途端に袂や懐から瓜が出る。其の内に又二三人百姓が出て来て、忽ち山倉は名主へ引かれ、間が悪い事に名主の瓜畑だから八釜しく、庭へ引かれ、麻縄で縛られますと、廃せばよいに名主惣次郎は情深い人だから縁側へ煙草盆を持ち出して参って、
惣「此奴かノ真桑瓜を食ったのは」
男「ヘエ此の野郎で、草むしりに出ておりますと、瓜畑の中からにょこりと起ちアがったから、何するといったら厳しいお暑さなんてこきアがって、誰もいやすめえと思って、瓜の皮があるから盗んだんべえと撲つと懐からも袂からも瓜が出たゞ何処の者か江戸らしい言葉だ」
惣「お前が真桑瓜を盗んだか」
六十
富「ヘエ/\恥入りました事で、手前主名は明し兼ねまするが、胡乱と思召すなれば主名も申し上げまするが、手前事は元千百五十石を取った天下の旗下の用人役をした山倉富右衞門の忰富五郎と申す者主家改易になり、常陸に知己がある為是へ金才覚に参って見るに、先方は行方知れず、余儀なく、旅費を遣い果してより、実は食事も致しませんで、空腹の余り悪い事とは知りながら二つ三つ瓜を盗みたべました