Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

六十八

花「なに痛いと、腕を折ろうと脊骨を折ろうと己の了簡だ、己が兄弟分になった旦那を、殺した奴を捜して敵を討たにゃならぬ、手前一人に換えられないから云わなけれア殺してしまう、それとも殺させたといえば助けて遣るが、云わないか此の野郎」

と松の木の様な拳を振上げて打とうと致しました時には、実に鷲に捕まった小鳥の様なもので、逃げるも退くも出来ません、此の時に富五郎がどう言訳を致しますか、一寸一息つきまして。

六十八

富五郎が花車に取って押えられましたは天命で、己が企みで、惣次郎の差料の脇差へ松脂を注ぎ込んで置きながら、其の脇差を抜いて惣次郎がちょん/\切合ったという処から事が顕われて、富五郎は何といっても遁れ難うございます。殊に相手は角力取り、富五郎の片手を取って逆に押えて拳を振上げられた時には、どうにもこうにも遁途がありませぬ、表の玄関には二人の弟子が張番をしていて、若し逃げ出せば頸を取って押えようと待っておりますから、此の時は富五郎が真青になって、寧そ白状しようかと胸に思いましたが、其処は素より悪才に長けた奴。

富「関取、御疑念の程重々御尤も、もうこうなれば包まず申します、申しますからお放し下さい」