Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
七十六
積りか、馬鹿な事をする怖い人だ、いやだよと云って行こうとすると、そうはやらぬと私の裾を押えて離さない処へ、お兼さんやお力さんが出て参りまして取押える拍子に、お兼さんが指に怪我をするやら、金どんも親指に怪我をしまして、漸くの事で宥めて刄物を抉取ったんでございますが、全く先生の処から来たのなら、明日の朝先生が入らっしゃるであろう、其の上当人も酒が醒めるだろうから、まア縛って置くが好いというので縛って置きました」
七十六
安「こりゃアどうも怪しからん、白刃を振っておどすなぞとは、えゝ貞藏」
貞「どうも怪しからん、彼奴はいけません、彼奴一体そういう質の奴でげす、何うも怪しからん、抜刀で口説くなんて、実に詰らん訳でげすなア、だから先生もう彼奴はお止しなすって家に置かぬ方が宜しい、何うもそういう……」
安「お隅、貴様はなにか主人に話をして来たか」
隅「はい何ともいいませんけれども、お力さんに頼んで置きまして、何しろ先生の御様子を聞かなければ分らない、誠に恥かしいことでございますけれども、先生の処へ行って御様子を聞いて、そうして先生に宥めて戴き度いと思って出て参りました」