Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

二十四

物が下ると、丁度浄禅寺ヶ淵辺りへピシーリと落雷、其の響に驚いて、土手の甚藏は、体は大兵で度胸も好い男だが、虫が嫌うと見え、落雷に驚いてボサッカの中へ倒れました。すると新吉は雷よりも甚藏が怖いから、此の間に包を抱えて土手へ這上り、無茶苦茶に何処を何う逃げたか覚え無しに、畑の中や堤を越して無法に逃げて行く、と一軒茅葺の家の中で焚物をすると見え、戸外へ火光が映すから、何卒助けて呉れと叩き起しましたが、其の家は土手の甚藏の家、間抜な奴で、新吉再び土手の甚藏に取って押えられると云う。是から追々怪談になりますが、一寸一息つきまして。

二十四

一席引続きましてお聞に入れますは、累が淵のお話でございます。新吉は土手の甚藏に引留められ、既に危い処へ、浄禅寺ヶ淵へ落雷した音に驚き、甚藏が手を放したのを幸い、其の紛れに逃延びましたが、何分にも初めて参った田舎道、勝手を心得ませんから、たゞ畑の中でも田の中でも、無茶苦茶に泥だらけになって逃げ出しまして、土手伝いでなだれを下り、鼻を撮まれるも知れません二十七日の晩でございますが、透して見ると一軒茅葺屋根の棟が見えましたから、是は好い