Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

四十

三「然うか、じゃア這入って見よう」

と日暮方で薄暗いから土間の所から探り/\上って参ると、煎餅の様な薄っぺらの布団を一枚敷いて、其の上へ赤ん坊を抱いてゴロリと寝ております。蚊の多いに蚊帳もなし、蚊燻しもなし、暗くって薩張り分りません。

三「ハイ御免よ、おッ、此処に寝て居る、えゝお累/\私だよ兄だよ…三藏だよ」

累「は……はい」

四十

三「アヽ危ない、起きなくってもいゝよ、そうしていなよ、然うしてね、お前とは縁切に成って仕舞ったから、私が出這入りをする訳じゃアないが、縁は断れても血筋は断れぬと云う譬えで何となく、お前の迷から此様な難儀をする、何うかしてお前の迷が晴れて新吉と手が切れて家へ帰る様にしたいと思って居るから、もう一応お前の胸を聞きに来たので、新吉も居ない様子だから話に来た、エヽちょうど與助が供でね、あれもお前が小さい時分からの馴染だから、何うぞ一目逢って来度いと云って、與助此方へ這入りな」

與「ヘエ有難う、お累さん與助でござえますよ、お訪ね申してえけれども、旦那にも云う通り、新吉さんが憎まれ口イきくので、つい足イ遠くなって訪ねませんで、長え間塩梅が悪くってお困りだろう、何様な塩梅で、エヽ暗くって薩張分りませんが、些とお擦り申しましょう、おゝおゝ其様なに痩もしねえ」