Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

四十六

四十六

新「何方でございます」

とガラリと明けて見ると村の者。

男「やア新吉さん、居たか、あゝ好かった、さア帰って、気の毒とも何とも姉御の始末が付かねえ、何うも捜したの捜さねえのって直ぐ帰らないではいけねえ、届ける所へ届けて、名主様へも話イしてね、困るから、さア帰って」

と云われ、新吉は何の事だかとんと分りませんが、致し方なく夜明け方に帰りますると、情ないかな、女房お累は、草苅鎌の研澄したので咽喉笛を掻切って、片手に子供を抱いたなり死んで居るから、ぞっとする程凄かったが、仕方がないから気が狂ってなどと云立て、先ず名主へも届けて野辺送りをする事になりました。それからは懲りて三藏も中々容易に寄り付きません。新吉もお累が死んで仕舞った後は、三藏から内所で金を送る事もなし、別に見当がないから宿替をしようと、欲しがる人に悉皆家を譲って、時々お賤の処へしけ込みます。其の間は仕方がないから、水街道へ参って宿屋へ泊り、大生郷の宇治の里へ参って泊りなどして、惣右衞門が留守だと近々しけ込みます。世間でもかんづいて居るから新吉は憎まれ者で、誰も付合う人がない。