Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
九十七
のは何奴か、事に依ったら、花車が来たかも知れないと思うから、油断は致しませんで、大刀の目釘を霑し、遠くに様子を伺って居りますと、子分がそれへ出て、
甲「やい手前は何者だ」
九十七
花「いえ私は花車重吉という相撲取でございますが、先生は立派なお侍さんだから、逃げ隠れはなさるまい、慥かに此処にいなさる事を聞いて来たんだから、尋常に此の惣吉様の兄さんの敵と名のって下せい、討つ人は十二三の小坊主様だ、私は義に依って助太刀をしに参ったものだから、何十人でも相手になるから出てお呉んなせい」
といわれ、悪漢どもは、あゝ予て先生から話のあった相撲取は此奴だなと思いましたから、直に一角の前へ行きまして此の事を告げました。一角も最早観念いたしておりまするから、
安「そうか、よい/\、手前達先へ出て腕前を見せてやれ」
といわれ、悪漢どもも相撲取だから力は強かろうが、剣術は知るめえから引包んで餓鬼諸共打ってしまえ、とまず四人ばかり其処へ出ましたが、怖いと見えまして、
甲「尊公先へ出ろ」
乙「尊公から先へ」
丙「相撲取だから無闇にそういう訳にもいかない、中々油断がならない、尊公から先へ」