Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

四十四

四十四

新吉は蚊帳を持って出まして、是を金にして作藏と二人でお賤の宅へしけ込み、こっそり酒宴を致して居ります、其の内に段々と作藏が酔って来ると、馬方でございますから、野良で話を為つけて居りますから、つい声が大きくなる。

新「おい作、手前酔うと大きな声を出して困る、些と静かにしろ」

作「静かにたって、大丈夫だ人子一人通らねえ土手下の一軒家田や畑で懸隔って誰も通りゃアしねえから心配ねえよ」

賤「いゝよ、私はまた作さんの酔ったのは可笑しいよ余念が無くって、お前さん慾の無い人だよ」

作「慾が無い事アねえ、是で慾張って居るだが、何方かというと足癖の悪い馬ア曳張って、下り坂を歩くより、兄いと二人で此処え来て、斯う遣って酔って居れば好いからね、先刻は己ア酔が醒めたね」

新「止せえ、先刻の話は止せよ」

作「止せたってお賤さん、お前マア新吉さんは可愛いゝ人だと思って居るから、首尾して、他人にも知んねえように白ばっくれて寄せるけれども、新吉さんが此処え来るってえ心配は是りア己が魂消た事がある、今日ね」

新「そんな詰らねえ事をいうな手前は酔うとお喋りをしていけねえ」