Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
九十二
音「羽生村の名主役をした惣右衞門と云う人の子の、惣吉さまというのだ」
と云われ新吉は大きに驚いた様子にて、
新「えゝ、そうでございますか、是はどうも思い掛けねえ事で」
音「なんだ、お前さん知ってるのか」
九十二
新「なに知って居やア仕ませんがね、私も方々旅をしたものだから、何処の村方には何という名主があるかぐらいは知って居ます、惣右衞門さんには、水街道辺で一二度お目に掛った事がございますが、それはまアおいとしい事でございましたな」
というものゝ、音助の話を聞く度に新吉が身の毛のよだつ程辛いのは、丁度今年で七年前、忘れもしねえ八月廿一日の雨の夜に、お賤が此の人の親惣右衞門の妾に成って居たのを、己と密通し、剰え病中に縊り殺し、病死の体で葬りはしたなれ共、様子をけどった甚藏奴は捨てゝは置かれねえとお賤が鉄砲で打殺したのだが土手の甚藏は三十四年以前にお熊が捨児にした総領の甚藏でお賤が為には胤違いの現在の兄を、女の身として鉄砲で打殺すとは、敵同士の寄合、これも皆因縁だ、此の惣吉殿のいう事を聞けば聞く程脊筋へ白刄を当てられるより尚辛い、アヽ悪い