Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
五十九
安「尤も左様だ、卑怯はしない、サア出ろ」
花「ヘエ出ます、まア私も此の近辺で生立った者じゃアが、此の大生郷の天神様の鳥居といったら大きな者じゃア」
と見上げ
花「これまア私が抱えても一抱えある鳥居、此の鳥居も今日が見納めじゃア」
と鳥居を抱えて、
花「大きな鳥居じゃアないか」
と金剛力を出して一振すると恐ろしい力、鳥居は笠木と一文字が諸にドンと落ちた。剣術遣が一刀を振上げて居る頭の処へ真一文字に倒れ落ちたから、驚きましたの驚きませんのと、胆を挫がれてパッと後へ退る。見物はわい/\いう。其の勢いに驚き何のくらいの力かと安田は迚も敵わぬと思って抜刀を持ってばら/\逃ると、弥次馬に、農業を仕掛けて居た百姓衆が各々鋤鍬を持って、
百姓「撲殺してしまえ」
とわい/\騒ぐから、三人の剣客者は雲霞と林を潜って逃げました。
五十九
花車「ハ、逃げやアがった弱え奴だ、サア案じはねえ、私が送って行きましょう」
と脱いだ衣服を着て煙草入を提げ、惣次郎を送って自分は法恩寺村の場所へ帰った。角力は五日間首尾能く打って帰る時に、
花「鳥居の笠木を落したから、旦那様鳥居を上げて下さらんでは困る」