Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

十九

間に紫立って膨れ上り、斯う新吉の胸倉を取った時には、新吉が怖いとも怖くないともグッと息が止るようで、唯だ無茶苦茶に三尺の開戸を打毀して駈出したが、階子段を下りたのか転がり落たのか些とも分りません。夢中で鮨屋を駈出し、トットと大門町の伯父の処へ来て見ると、ぴったり閉って居るからトン/\/\/\、

新「伯父さん/\/\」

十九

勘「オイ騒々しいなア、新吉か」

新「えゝ一寸早く明けて、早く明けておくんなさい」

勘「今明ける、戸が毀れるワ、篦棒な、少し待ちな、えゝ仕様がねえ、さあ這入んな」

新「跡をピッタリ締めて、南無阿弥陀仏/\」

勘「何だって己を拝む」

新「お前さんを拝むのではない、ハア何うも驚きましたネ」

勘「お前のように子供みたいにあどけなくっちゃア困るね、えゝ、オイ何故師匠が彼程の大病で居るのを一人置いて、ヒョコ/\看病人が外へ出て歩くよ、済まねえじゃアないか」

新「済まねえが迚も家には居られねえ、お前さんは知らぬからだが其の様子を見せたいや」

勘「様子だって、何んな事があっても、己が貧乏して居るのに、汝は師匠の家へ手伝いに往ってから、羽織でも着る