Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

七十四

愛想尽しを申して家を出て、麹屋へ参って恥かしい身の上になりましたが、幸いに富五郎が来て、これ/\の訳と残らず自分の口から申して、一角の隠家もこれ/\と知れましたから、女ながらも富五郎は首尾能く打留めたから、今夜直ぐに一角の隠家へ踏込んで恨みを晴し、本望を遂げる積り、なれども女の細腕、若し返り討になる様な事があったならば、惣吉が成人の上、関取に助太刀を頼んで旦那と私の恨を晴らして下さい、敵は一角に相違ない事は富五郎の白状で定りましたという、関取と母親の方へ二通の書置を残して傍に掛っている湯沸しの湯を呑み、懐へ匕首を隠して庭の方の雨戸を明けると、雪は小降になった様でもふッ/\と吹っかける中を跣足で駈出して、交遊庵という一角の隠家へ踏込みまするというお隅仇打のお話を次回に。

七十四

申し続きまする累ヶ淵のお話で、お隅が交遊庵という庵室に隠れている一角の処へ斬り込みまするという、女ながらもお隅は一生懸命でござりまして、雪の降る中を傘もなしに手拭を冠りまして跣足で駈けて参って、笠阿弥陀堂から右に切れると左右は雑木山でござります、此の山の間を段々と爪先上りに登って参りますると、裏手は杉檜などの樹木がこう/\と生い茂って居りまする