Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
二十九
甚「何がって、旦那此の鎌はね、奥に誰も居やアしませんか」
三「誰も居やアせん」
甚「此の鎌に就いて何うしてもお前さんが二十両私にくれて宜い、私の親切をネ、鎌は詰らねえが私の親切を買って」
二十両何うしてもくれても宜い訳を話を致しますが、一寸一息吐きまして。
二十九
引続きまして申上げました羽生村で三藏と申すは、質屋をして居りまして、田地の七八十石も持って居ります可なりの暮しで、斯様に良い暮しを致しますのは、三右衞門と云う親父が屋敷奉公致して居るうち、深見新左衞門に二拾両の金を貰って、死骸の這入りました葛籠を捨てまして国へ帰り、是が資本で只今は可なりに暮して居る。一体三藏と云う人は信実な人で、江戸の谷中七面前の下總屋と云う質屋の番頭奉公致して、事柄の解った男でございますから、
三「コウお前そう極りで其様な分らねえ事を云うが、己だから云うが、いゝか、何が親切で何う云う訳が有ったって草苅鎌を持って来て二十両金を貸せなどと云って、村の者もお前を置いては為にならねえと云う、此の間何と云った、私は此の村を離れましては何処でも鼻撮みで居処もございませんから、元の如く此の村に居られる