Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
八十一
さア惣吉力一ぺえ押せよ」
惣「母様此処な処かえ」
母「もっとこっち」
惣「もっと塩梅が悪くなると困るよう、しっかりしてよう、多助爺やアを連れて来ると宜かった」
と可愛らしい紅葉の様な手を出して母の看病をして、此処を押せと云われて押しても力が足りません。
母「あゝ痛い/\、そう撫ても駄目だから拳骨で力一ぺえおっぺせよ、拳骨でよ、あゝ痛い/\」
八十一
女「何だか大層呻る声が聞えるが……貴方かえ」
母「へえ、旅の者でござえますが、道中で塩梅が悪くなりましてね、快くなえうち歩いて来ましたから、原中え掛って寸白が起って痛うごぜえますから、観音様のお堂をお借り申しました」
女「それはお困りだろう、お待ち、どれ/\此方へ這入りなさい」
と観音堂の木連格子を明けると、畳が四畳敷いてございます。其の奥は板の間になって居ります、年の頃五十八九にもなりましょう、色白のでっぷりした尼様、鼠木綿の無地の衣を着て、
尼「さア此方へお這入りさア/\擦って上げましょう憫然に、此の子が小さい手で押しても、擦っても利きはしない、おゝ酷く差込んで来る様だ」
母「有難うごぜえます、痛くって堪らねえでね、宿屋へ一寸泊りましたが癒らねえで」