Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
十八
のは羽生屋の娘お久と云う別嬪、
久「おや新吉さん」
十八
新「これはお久さん何処へ」
久「あの日野屋へ買物に」
新「思いがけない処でお目にかゝりましたね」
久「新吉さん何方へ」
新「私は一寸大門町まで」
久「お師匠さんは」
新「誠にいけません、此の間はお気の毒でね、あんな事を云って何うもお前さんにはお気の毒様で」
久「何う致しまして、丁度好処でお目に掛って嬉しいこと」
新「お久さん何処へ」
久「日野屋へ買物に」
新「本当にあんな事を云われると厭なものでね、私は男だから構いませんが、お前さんは嘸腹が立ったろうが、お母さんには黙って」
久「何ういたしまして、私の方ではあゝ云われると、冥加に余って嬉しいと思いますが、お前さんの方で、外聞がわるかろうと思って、誠にお気の毒様」
新「うまく云って、お久さん何処へ」
久「日野屋へ買物に」
新「あの師匠の枕元でお飯を喫ると、おち/\咽喉へ通りませんから、何処かへ徃ってお飯を喫べようと思うが、一人では極りが悪いから一緒に往っておくんなさいませんか」
久「私の様な者をおつれなさると外聞が悪うございますよ」
新「まア宜いからお出でなさい、蓮見鮨へ参りましょう」