Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
七十三
訳ではない、決して疑る訳では無いがね」
隅「だからさ疑る心が無ければ、一角さんは何処にいると云ったって好いじゃないか、どうして騙して金を取るのか、それをお云いよ」
富「うーん、それは一角がお前に惚れているのだから」
隅「そうかい」
富「前から惚れてる、それだから一角の処へ行って、お前がこう/\でございますから貴方御新造にしてお遣りなさい、就ては内証に百両借金がありますから、之を払って遣れば直に此処へ来られる訳だ、出して下さいといえば是非金を出す…いゝえ出るに極っているのだから、出したら借金を払ってお前と二人で、ねえ、江戸へ行こう、こいつが宜いじゃないか」
隅「どうも嬉しいことねえ、一角さんは何処にいるの」
富「うーン、それ」
隅「おかしいねえ、もう夫婦になってお前は亭主だよ、添ってしまって、今夜一晩でも枕を交せば大事な生涯身を任せる亭主だもの、前の亭主の敵といって、刄が向けられますか、私も武士の娘、決して嘘はつきませぬよ」
七十三
富「こりゃア驚いた、流石は武士の御息女、嬉しいな…又充溢になってしまった……こりゃア有難い、それじゃア云おうねえ、実は私は、お前にぞっこん惚れていたが、惣次郎があっては仕様がない、邪魔になるといっても、富五郎の手に負いない、所が幸い安田一角がお前に惚れている