Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

十七

ようだよ」

豐「嘘をお吐きよ、私は鏡で毎日見て居るよ、お前は口と心と違って居るよ」

新「なに違うものか、私は心配して居るのだ」

豐「あゝもう私は早く死度い」

新「お廃しよ、死たい/\って気がひけるじゃアないか、些とは看病する身になって御覧、何だってそんなに死度いのだえ」

豐「私が早く死んだら、お前の真底から惚れているお久さんとも逢われるだろうと思うからサ」

十七

新「あゝいう事を云う、お前は何ぞと云うとお久さんを疑って、ばんごと云うがね、私とお久さんと何か訳があると思って居るのかえ」

豐「それはないわね」

新「ないものを兎や角云わなくっても宜いじゃアないか」

豐「ないからったっても、私と云うものがあるから、お前が惚れているという事を、口にも出さず、情夫にもなれぬと思うと、私は本当に気の毒だから私は早く死んで上げて、そうして二人を夫婦にして上げたいよ」

新「およしな、そんな詰らぬ事を、仕様がないな、本当にお前も分らないね、お久さんだって一人娘で、婿を取ろうと云う大事な娘だのに、そんな訳もない事を云って疵を附けては、向の親父さんの耳にでも入ると悪いやね、あの娘のお母さんは継母で喧しいから可愛そうだわね」