Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

九十三

賤「おやあの惣吉様」

新「此の鎌は三藏どんから出たのだが、汝のめ/\と知らずに居やアがる」

と云いながら突然お賤の髻を捉って引倒す。

賤「あれー、お前何をするんだ」

というも構わず手元へ引寄せ、お賤の咽喉へ鎌を当てプツリと刺し貫きましたから堪りません、お賤は悲鳴を揚げて七顛八倒の苦しみ、宗觀と音助は恟りし、

音「お前気でも違ったのか、怖かねえ人だ、誰か来て呉れやー」

と騒いで居る処へお熊比丘尼が帰って参り、此の体を見て同じく驚きまして、

尼「お前は此間から様子が訝しいと思ってた、変な事ばかりいって、少したじれた様子だが、何んだって科もないお賤を此の鎌で殺すと云う了簡になったのだねえ、確かりしないじゃいけないよ」

九十三

新「いえ/\決して気は違いません、正気でございますが、お比丘さん、お賤も私も斯う遣って居られない訳があるのでございます、お賤汝は己を本当の亭主と思ってるが、汝は定めて口惜しいと思うだろうが、汝一人は殺さねえ、汝を殺して置き、己も死なねばならぬ訳があるんだ、汝は知るめえが、あゝ悪い事は出来ねえものだ、此の庵室へ来た