Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

旗下が有って、これが女太夫のおこよと云う者を見初め、浅草竜泉寺前の梶井主膳と云う売卜者を頼み、其の家を里方にいたして奥方に入れた事が露見して、御不審がかゝり、家来共も召捕吟味中、深見新左衞門、諏訪部三十郎と云う旗下の両家は宅番を仰せつけられたから、隔番の勤めでございます。すると十一月の二十日の晩には、深見新左衞門は自分は出ぬ事になりましたから、

新「熊や今晩は一杯飲んでらく/\休める」

と云うので御酒を召上ったが、少し飲過ぎて心持がわるいと小用場へ徃ってから、

新「水を持て、嗽をしなければならん」

と云うので手水鉢のそばで手を洗って居りますると、庭の植込の処に、はっきりとは見えませんが、頬骨の尖った小鼻の落ちました、眼の所がポコンと凹んだ頬から頤へ胡麻塩交の髯が生えて、頭はまだらに禿げている痩せかれた坊主が、

坊「殿様/\」

と云う。

新「エヽ」

と見るやいなや其の儘トン/\/\/\と奥へ駈込んで来て、刀掛に有った一刀を引抜いて、

新「狸の所為か」

と斬りつけますと、パッと立ちます一団の陰火が、髣髴として生垣を越えて隣の諏訪部三十郎様のお屋敷へ落ちました。