Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
事を知って居るから何ともいえやアしないから、烟に巻かれてしまわア、追掛けようといっても彼奴江戸へ出られる奴でないから大丈夫」
隅「そう、本当に嬉しいねえ、真底お前の了簡が知れたよ」
富「これ程お前を思ってるのに其れを疑ぐるということはない、誠に詰らぬこと…」
隅「此処で寝るといけないから彼方へおいでよ、彼方に床が取ってあるから、さ此のお金と書付を」
富「やアそんなもの」
隅「落ことすといけないからお出し」
と、金と書付を引たくって、無暗に手を引いて、細廊下の処を連れて行くと、六畳ばかりの小間がありまして、其処に床がちゃんと敷いてある。
隅「さ、お寝と云ったらお寝、あら俯伏しちゃいけないから仰向けにお成り」
と仰向に寝かし、枕をさして、
隅「さ、寒いから夜具を」
富「あゝ有難い、こっちイ這入って寝なよ」
隅「今寝るが、寒いから掻巻を」
富「好いよ、雪は何うしたえ」
隅「なに雪は降っているよ、夫婦の固めに雪が降るのは縁が深いとかいう事があるねえ」
富「うーん、そりゃア深雪というのだ」
隅「富さん、私はいう事があるよ」
富「どう」
隅「あら顔を見られると恥かしいから被っておいでよ」