Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
ときに貰っただアが、汝使って見ねえか宜く切れるだが」
と云いながら差出す。
新「成程是は宜い、切れそうだが大層古い鎌ですね」
と云いながら取り上げて見ると、柄の処に山形に三の字の焼印がありまするから驚いて、
新「これは羽生村から出たのですと」
音「そうさ羽生村の三藏と云う人が持って居た鎌だ」
と云われた時、新吉は肝に応えて恟り致し、草刈鎌を握り詰め、あゝ丁度今年で九ヶ年以前、累ヶ淵でおひさを此の鎌で殺し、続てお累は此の鎌で自殺し、廻り廻って今また我手へ此の鎌が来るとは、あゝ神仏が私の様な悪人をなに助けて置こうぞ、此の鎌で自殺しろと云わぬばかりの懲めかあゝ恐ろしい事だと思い詰めて居りましたが、
新「お賤一寸来ねえ、お賤一寸来ねえ」
賤「あい、何んだよ、今往くよ」
と此の頃疎々しくされて居た新吉に呼ばれた事でございますから、心嬉しくずか/\と出て来ました。
新「お賤、此処においでなさるお小僧さんの顔を汝見覚えて居るか」
と云われお賤はけゞんな顔をしながら、
賤「そう云われて見ると此のお小僧さんは見た様だが何んだか薩張解らない」
新「羽生村の惣右衞門様のお子で、惣吉様といって七歳か八歳だったろう」