Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

九十六

程足イ顫えるが、何ういうもんだろう、私イ斯んなに身体顫った事アねえ、四年前に瘧イふるった事が有ったがね、其の時は幾ら上から布団をかけても顫ったが、丁度其の時のように身体が動くだ」

花「ハテナ、白い物が此方へころがって来るようだが何だろう、多助さん先へ立って往きなよ」

多「冗談いっちゃアいけねえ、あの林の処に悪漢が隠れているかも知れねえから、お前さん先へ往ってくんねえ」

と云いながら、やがて三人が彼の白い物の処へ近附いて見ると、大杉の根元の処に一人の僧が素裸体にされて縛られていまして、傍の方に笠が投げ出して有ります。

九十六

花「おい多助さん」

多「え」

花「憫然に、坊様だが泥坊に縛られて災難に逢しゃッたと見え素裸体だ」

多「なにしても足がふるえて困る」

花「そう顫えてはいけねえ」

と云いながら彼の僧に近づき、

花「お前さん/\泥坊のために素裸体にされたのですか」

僧「はい、災難に逢いました、木颪まで参りまする途中でもって馬方が此道が近いからと云うて此処を抜けて参りますと、悪漢が出ましたものじゃから、馬方は馬を放り出した儘逃げて了うと、私は大勢に取巻かれて衣服を剥がれ、直ぐ逃がして遣ると此方の勝手が悪い、己ら達が逃げる