Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
十一
ッと揺り上げて被ったなり口もきゝませんから、新五郎は手持無沙汰にお園の部屋を出ましたが、是が因果の始りで、猶更お園に念がかゝり、敵同士とは知らずして、遂に又お園に恋慕を云いかけまするという怪談のお話、一寸一息吐きまして、
十一
深見新五郎がお園に惚れまするは物の因果で、敵同士の因縁という事は仏教の方では御出家様が御説教をなさるが、どういう訳か因縁と云うと大概の事は諦めがつきます。
甲「どうしてあの人はあんな死様をしただろうか」
乙「因縁でげすね」
甲「あの人はどうしてあア夫婦中がいゝか知らん、あの不器量だが」
乙「あれはナニ因縁だね」
甲「なぜかあの人はあアいう酷い事をしても仕出したねえ」
乙「因縁が善いのだ」
と大概は皆因縁に押附けて、善いも悪いも因縁として諦めをつけますが、其の因縁が有るので幽霊というものが出て来ます。その眼に見えない処を仏教では説尽してございまするそうで、外国には幽霊は無いかと存じて居りました処が、先達て私の宅へさる外国人が婦人と通弁が附いて三人でお出になりまして、それは粋な外国人で、靴を穿いて来ましたが、其の靴をぬいで隠から帛紗を取出しましたから何の風呂敷包かと思いますと、其の中から上靴を出してはきまして、畳の上へ其の上靴で坐布団の上へ横ッ倒しに坐りまして、