Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
のは百姓の持つ利鎌の錆の付いたのでございます。
三「是か、是か」
甚「へえ是で」
三「此様な物を持って来たって仕様がねえ、買ったって百か二百で買える物を持って来て、是で幾許ばかり欲しいのだ」
甚「二十両なくっては追附かねえので、何うか二十両にね」
三「極りを云って居るぜ、戯けるナ、お前はそれだからいけねえ、評判が悪い、五十か百で買える物を持って来て二十両貸せなんてエ強迫騙りみた様な事を云っては困る、此様な鎌は幾許もある、冗談じゃアねえ、だから村にも居られなくなるのだよ」
甚「旦那、只の鎌と思ってはいけねえ、只の鎌ではねえ、百姓の使うただの鎌とお前さん見てはいけねえ」
三「誰が見たって百姓の使う鎌だ、錆だらけだア」
甚「錆びた処が価値で、能っく見て、錆びたところに価値が有るので」
三「何う」
と手に把って見ると、鎌の柄に丸の中に三の字の焼印が捺してあるのを見て、
三「甚藏、是は己の家の鎌だ、此の間與吉に持たして遣った、是は與吉の鎌だ」
甚「だから與吉が持ってればお前さんの処の鎌でしょう」
三「左様」
甚「それだから」
三「何が」