Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

のだえ、間が悪いね、其処に引込んで居ては極りが悪い、此方へ来て、よう、私は来たばかりで極りが悪い、お前ばかり便りに思うのに、初めてじゃアなし、法蔵寺で逢って知って居るから、先刻お前さんが白い綿帽子を冠って居たが、田舎は堅いと思って、顔を見度いと思っても、綿を冠って居るから顔も見られず、間違じゃアねえかと思い、心配して居た、早く来て顔を見せて、よう、此方へ来ておくれな」

累「こんな処へ来て下すって、誠に私はお気の毒様で先刻から種々考えて居りました」

新「気の毒も何もない、土手の甚藏の云うのだから、訳も分らねえ借金まで払って、お兄いさんが私の様な者を貰って下すって有難いと思って、私はこれから辛抱して身を堅める了簡で居るからね、よう、傍へ来てお寝な」

累「作右衞門さんを頼んで、お嫌ながらいらしって下すっても、私の様な者だから、もう三日もいらっしゃると、愛想が尽きて直きお見捨なさろうと思って、そればっかり私は心に掛って、悲しくって先刻から泣いてばかり居りました」

新「見捨てるにも見捨てないにも、今来たばかりで、其様な詰らんことを云って、私は身寄便もないから、お前の方で可愛がってくれゝば何処へも行きません、見捨てるなどと此方が云う