Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

人だから、多分の手当をくれましたから、暇を告げ出立を致しまして、江戸へ着いたのは丁度八月の十六日の事でございます。長屋の人が皆寄り集って看病致します。身寄便もない、女房はなし、歳は六十六になります爺で、一人で寝て居りますが、長屋に久しく居る者で有りますから、近所の者の丹精で、漸々に生延びて居ります処、

男「オヤ新吉さんか、さア/\何卒お上りなすって、おかね、盥へ水を汲んで、足をお洗わし申して、荷や何かは此方へ置いて、能くお出なすった、お待申しておりました、さア此方へ」

新「ヘエ何うも誠に久しく御無沙汰致しました、御機嫌宜しゅう、田舎へ引込みましてからは手紙ばかりが頼りで、頓と出る事も出来ません、養子の身の上でございますからな、此の度は伯父が大病でございまして、さぞお長屋の衆の御厄介だろうと思い実は彼方の兄とも申し暮しておりました、急いで参る積でございますが何分にも道路が悪うございまして、捗取りませんで遅う成りました」

男「何う致しまして、大層お見違え申す様に立派にお成りなすって、お噂ばかりでね、伯父さんも悦んでね、彼も身が定まり、田舎だけれども良い