Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
作「アレ/\」
新「なに」
作「爪がよう」
新「どう、違えねえ縋り付きやアがるから生爪が剥がれた、厭な色だな、血が付いて居らア、作藏舐めろ」
作「厭だ、よせ、虫持じゃア有るめえし、爪え喰う奴があるもんか」
新「此の蚊帳持って往ったら三両か五両も貸すか」
作「貸くもんか」
新「爪を込んで借りよう」
作「琴の爪じゃアあるめえし」
とずう/\しい奴で、其の蚊帳を肩に引掛けて出て行きます。お累は出口へ斯う這出したが、口惜しいと見えて、
累「エヽ新吉さん」
と云うと、
新「何をいやアがる」
とツカ/\と立ち戻って来て、脇に掛って有った薬鑵を取って沸湯を口から掛けると、現在我が子與之助の顔へ掛ったから、子供は、
子供「ヒー」
と二声三声泣入ったのが此の世のなごり。
累「鬼の様なるお前さん」
新「何をいやアがるのだ」
と持って居た薬鑵を投げると、双に頭から肩へ沸湯を浴せたからお累は泣倒れる。新吉は構わずに作藏を連れて出て参りましたが、斯う憎くなると云うのは、仏説でいう悪因縁で、心から鬼は有りませんが、憎い/\と思って居る処から自然と斯様な事になります。