Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
横曾根辺の者は新吉に逢っても挨拶もせぬようになりました。新吉はどん/\降る中を潜っと忍んでお賤の処へ来ました。
新「おい/\お賤さん」
賤「あい新吉さんかえ」
新「あゝ明けておくれな」
賤「あい能くお出だね、傘なしかえ」
新「傘は有ったが借傘で、柄漏がして、差しても差さねえでも同じ事でずぶ濡だ、旦那の病気は何うだえ」
賤「お前がちょい/\見舞に来てくれるので、新吉は親切な者だ心に掛けてちょく/\来て呉れるが感心だって、悦んで居るが、年が年だからねえ、何だって五十五だもの、病気疲れですっかり寝付いて居るからお上りよ」
新「そうかえ夜来るのも極りが悪い様だが、実は少し小遣が無くなって、外へ泊る訳にいかねえから、看病かた/″\来たのだが、能く御新造さんが承知で旦那を此方へよこして置くね」
賤「なに碌な看病もしないけれども、お宅では気に入らないと云ってね、気に入った処で看病をして貰う方がよいと人が来ると憎まれ口を利くから、お内儀さんも若旦那も此の二三日来ないから、私一人で看病するのだから実は困るよ、困るけれども其の代りには首尾がよくって、種々旦那に話して置いた