Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
事でも実に寝る眼も寝ずに致しますから、何卒お助けを願います」
惣「よろしい、縄を解け」
と解かしまして、
惣「お腹が空いたろう、サア御膳をお喫り」
とサア是から富五郎が食ったの食わないのって山盛にして八杯ばかり食置をする気でもありますまいが沢山食べました。書物を遣らして見ると帳面ぐらいはつけ、算盤も遣り調法でべんちゃらの男で、百姓を武家言葉で嚇しますから用が足りる、黒の羽織なぞを貰い、一本帯して居る、其のうち
富「古い袴が欲しい、小前の者を制しますには是でなければ」
などとべんちゃらをいう。惣次郎の顔があるから富さん/\と大事にする。段々臀が暖まると増長して、素より好きな酒だから幾ら止めろといっても外で飲みます。すると或日の事で、ずぶろくに酔って帰ると、惣次郎はおりません。母は寺参りに往ってお隅が一人奥で裁縫をしている。
富「只今帰りました」
隅「おやまア早くお帰りで、今日は大層酔って何処へ」
富「ヘエ、水街道から戸頭まで、早朝から出まして一寸帰りに水街道の麹屋へ寄りましたら能く来たというので、彼の麹屋の亭主が一杯というので有物で馳走になりまして大きに遅くなりました」