Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

のだ、と云い出したから、益々分らなくなりまして、「ヘエ、それでは有るのが無いので、無いのが有るのですか」と云うと、「イヤ然うでも無い」と云うので、詰り何方か慥かに分りません。釈迦と云ういたずら者が世に出て多くの人を迷わする哉、と申す狂歌も有りまする事で、私共は何方へでも智慧のある方が仰しゃる方へ附いて参りまするが、詰り悪い事をせぬ方には幽霊という物は決してございませんが、人を殺して物を取るというような悪事をする者には必ず幽霊が有りまする。是が即ち神経病と云って、自分の幽霊を脊負って居るような事を致します。例えば彼奴を殺した時に斯ういう顔付をして睨んだが、若しや己を怨んで居やアしないか、と云う事が一つ胸に有って胸に幽霊をこしらえたら、何を見ても絶えず怪しい姿に見えます。又その執念の深い人は、生きて居ながら幽霊になる事がございます。勿論死んでから出ると定まっているが、私は見た事もございませんが、随分生きながら出る幽霊がございます。彼の執念深いと申すのは恐しいもので、よく婦人が、嫉妬のために、散し髪で仲人の処へ駈けて行く