Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
隅「いゝえ、そうで有りません、ひょっとして貴方が私の様な者でも娶んで下さいますと、禍いは下からといって、あゝいう人に胡麻を摺られると堪りませんからねえ」
安「なに心配せんでも宜い、じゃア己此処に、なに寝やあせんよ、おゝ酔った、貞藏隅が送って遣るとよ」
貞「いや是は恐れ入ります、じゃア先生御機嫌よう、お隅さんようございます」
隅「いゝえ、よくないよ、そら/\危ない、何処へ、彼方がお台所かえ」
と蹌る貞藏の手を取って台所の折廻った処の杉戸を明けると、三畳の部屋がござります。
隅「さ、貞藏さん此処かえ、おや/\お床が展べてあるの」
貞「いゝえ私の床は参ってから敷っぱなしで、いつも上げたことはないから、ずっと遣るとこう潜り込むので、へえ有難う」
隅「恐ろしい堅そうな夜具ですねえ」
貞「えゝなに薄っぺらでげすが、此の上へ布団を掛けます、寒けりゃア富五郎のが有りますから其れを掛けてもいゝので、へえ有難う」
隅「さア仰向におなり、よく掛けて上げるから」
貞「是は恐れ入ります、へえ恐れ入ります、御新造に掛けて戴いて勿体至極もない」
隅「さ、掛けますよ、寒いから額まですっかり掛けますよ、そう見たり何かすると間が悪いわね、さ、襟の処を」