Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
正観世音の像を小さいお厨子の中へ入れてあるのですが、余り良い作ではありません、田舎仏師の拵えたものでございましょう、なれ共金箔を置き直したと見え、ぴか/″\と光って居りまする、其の前に供えた三つ具足は此の頃納まったものか、まだ新しく村名が鏤り附けてあり、坊さんが畠から切って来たものか黄菊に草花が上って居ります、すると鼠の単物を着、腰衣を着けた六十近い尼が御燈明を点けに参りましたから、
新「少々お願いがございますが、私共は旅のもので此の通りの雨で難渋致しますが、どうか少々の間雨止を仕度いと存じますが、お邪魔でも此の軒下を拝借願い度いものでございまする」
尼「はい、御参詣のお方でございますかえ」
新「いえ通り掛りの者ですが、此の雨に降りこめられました、尤も有験な観音様だと聞いておりますからお参りもする積りでございまする」
尼「吹掛け降りですから其処に立ってお出でゞは嘸お困りでございましょう、すぐ前に井戸もありまするから足を洗って此方へ上って、お茶でも飲みながら雨止をなすっていらっしゃいまし」
新「有難う存じます、えお賤、金か何か遣れば宜いから上んねえ、じゃア御免なさい、誠に有難う存じます」