Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

義理じゃアありませんが、頭髪を剃って斯んな身の上になったから逢われますものゝ、定めて不実の親だと腹も立ちましょうが、どうぞ堪忍して下さいあやまります」

賤「それでも能く後悔してね」

尼「此の通りの姿になって、まア此の庵室に這入って、今では毎日お経を上げた後では観音様へ向って、若い時分の悪事を懺悔してお詫び申していますけれども、中々罪は消えませんが、頭髪を剃って衣を着たお蔭で、村の衆がお比丘様とか尼様とか云って、種々喰物を持って来て呉れるので、何うやら斯うやら命を繋いでいるというだけのことで、此の頃は漸々心附いて、十六の時置去にしたお賤はどうしたかと案じていても、親子で有ながら訪ねる事も出来ないというのは皆罰と思って後悔しているのだよ」

賤「どうもね本当に、それでも能くまア法衣を着る了簡になったね」

といいながら、新吉に向い、

賤「お前さんにも話をした深川櫓下の花屋の、それね……お前さんの様な親子の情合のない人はないけれ共能くまア後悔してお比丘におなりだね」

尼「比丘なんぞになり度い事はないが、是も皆私の作った悪事の罰で、世話のして呉れ人もなくなり、段々老る年で病み煩いでもした