Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
時分の放蕩と云うものは、お賤は知りませんが中々一通りじゃアありませんでしたよ」
新「お母さん、なんですか、お前さんは元と何処の出のお方でございます、多分江戸子でしょう」
尼「いえ私の産れは下総の古河の土井さまの藩中の娘で、親父は百二十石の高を戴いた柴田勘六と申して、少々ばかりは宜い役を勤めた事もある身分でございましたからお嬢様育ちで居たのですが、身性が悪うございまして、私が十六の時家来の宇田金五郎という者と若気の至りで私通をし、金五郎に連れられて実家を逃出し江戸へ参り、本郷菊坂に世帯を持って居りましたが丁度あの午年の大火事のあった時、宝暦十二年でございましたかね、其の時私は十七で子供を産んだのですが、十七や十八で児を拵える位だから碌なものではありません、其の翌年金五郎は傷寒を煩らって遂に亡なりましたが、年端もゆかぬに亭主には死別れ、子持ではどうする事も出来ませんのさ、其の子供には名を甚藏と附けましたが、何に肖かったのか肩の処に黒い毛が生えて、気味の悪い痣があって、私も若い時分の事だから気色が悪く、殊に亭主に死なれて喰い方にも困るから、菊坂下の豆腐屋の水船の上へ捨児にして、私は直ぐ上総の東金へ往って料理茶屋の働き女に雇われて居る