Japanische Klassiker mit Furigana
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
三度の食事
一、人生の宿題
何となれば皆さんは今まで、ちっとも屋根の歴史というものを調べたことがないからである。今まで知らなかったことを少しでも多く知って、それを友だちと共にかんがえて見ることが必要である。雨のよく降る日本では、三角は恐らく飛んでしまわないであろう。ただその三角をどういうふうに組みたてたら、いちばん安全であり、また見た目にも美しいかを、きめてくれる人を我邦は待っているのである。
三度の食事
一、人生の宿題
この戦争のはじまる前、二食主義といって、お昼の食事をしない人が、東京などにはかなり多くいた。一体に朝が農村よりはずっとおそいので、仕事に取りかかって程もなく、やっと身がはいる頃にもう十二時になる。そこでまた一時間ばかりも、息を抜くのが何だか惜しい。消化のためにはもしがまんができるなら、あいだを長くするほうがよいというのが、主たる理由のようであったが、なおその以外にも昔の日本人は、朝と夕の二度の食事ですませていた、これを三度にしたのは新らしい習慣だから、もう一ぺん古い方式にもどったほうがよいという、歴史を重んずる考えも働いていたかと思う。歴史がわたしたちの将来の生活をきめて行く上に、大きな参考になることは疑って見るまでもない。