Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
所がお累は
「何うも相済みませんが、仮令親や兄弟に見捨てられても夫に附くが女の道、殊には子供も有りますから、お母様やお兄様には不孝で有りますが、私は何うも新吉さんの事は思い断られません」
と、ぴったり云い切ったから、
三「然うなれば兄妹の縁を切るぞ」
と云渡して、纏めて三十両の金を出すと、新吉は幸い金が欲いから、兄と縁を切って仕舞って、行通いなし。新吉は此の金を持って遊び歩いて家へ帰らぬから、自分は却って面白いが、只憫然なのは女房お累、次第/\に胸の焔は沸え返る様になります。殊に子供は虫が出て、ピイ/\泣立てられ、糸の様に痩せても薬一服呑ませません。なれども三藏の手が切れたから村方の者も見舞に来る人もござりません。新吉は能い気になりまして、種々な物を持出しては売払い、布団どころではない、遂には根太板まで剥して持出すような事でございますから、お累は泣入っておりますが、三藏は兄妹の情で、縁を切っても片時も忘れる暇は有りません故、或日用達に参って帰りがけ、旧来居ります與助と云う奉公人を連れて、窃っと忍んで参り、お累の家の軒下に立って、
三「與助や」