Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
七十
てるくらいだから、機嫌の悪い事が有るなら私にそういって、どうか機嫌直してくださえ、ねえお隅さん」
隅「何をいうのだね、お前は何も気を揉むことはないやね、お母さんも呆れて出て行けというから離縁状を貰っておくんなさい、私は仇打は出来ません、仕方なしに仇を打つと云ったので実は義理があるからさ、よく/\考えて見れば馬鹿げている、それ程深い夫婦でもありませぬからねえ」
多「それじゃアお隅さん、本当に旦那の敵い打つてえ考えもなえ、惣吉さんもお母様も置いて行くというのかア」
隅「左様さ」
多「魂消たね本当かア」
隅「嘘にこんなことがいえるものか、今日出て行こうというのだよ」
多「呆れたなア、そんだら己えいうが」
隅「何をいうの」
七十
多「旦那が麹屋へ遊びに行った時酌に出て、器量は好し、人柄に見えるが、何処の者だというと、元は由ある武士の娘で、これ/\で奉公しております、外の女ア皆枕付でいる中に私は堅気で奉公をしようというんだが、どうも辛くってならねえて涙ア澪して云うだから、旦那が憫然だというので、金えくれたのが初まり、それから旦那が貰え切ってくれべいといった時、手を合せて、誠に然うなれア浮びます助かりますと悦んだじゃアなえか、それに又旦那様ア斬殺されたというのも、早え話が一角という奴がお前に惚れ