Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

ものは何処へ行くか分らぬと申すこと、天国へ行くとか地獄極楽とか云う説はあっても、まだ地獄から郵便の届いた試しもなし、又極楽の写真を見た事もございませんから当にはなりませんが、併し悪い事をすると怨念が取付くから悪事はするな、死んで地獄へ行くと画の如く牛頭馬頭の鬼に責められて実にどうも苦みをする、此の有様は如何じゃ、何と怖い事じゃアないか、と云うので、盆の十六日はお閻魔様へ参詣致しますると、地獄の画が掛けてあるから、此の画を見て子供はおゝ怖い、悪い事はしまいと思う。昔は私共も彼の画を見ると、もう決して悪い事はしまいと思いまして、女は子が出来ないと血の池地獄へ落ちて燈心で竹の根を掘らせられ、男は子が出来ないと提灯で餅を搗かせられると云う、皆恐ろしい話で、実に悪い事は出来ませんものでございます。又因縁で性を引きますというは仏説でございますが、深見新左衞門が斬殺した宗悦の娘お園に、新左衞門の悴新五郎が惚れると云うはどういう訳でございましょうか、寝ても覚めても夢にも現にも忘れる事が出来ませんで、其の時は諦めますと云って出にかゝったが、お園が何とも云わぬから仕方がない、杉戸を閉てゝ店へ往って寝てしまいましたが翌日になって見ると、まさか死ぬにも死なれず、矢張顔を見合せて居ります。