Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
事も出来ませんから、湯灌の時に窃とごまかして棺桶の中へ入れて、小石川戸崎町清松院と云う寺へ葬りました。伯父は、何でも法事供養をよく為なければいかないから、墓参りに往けよ/\と云うけれども、新吉は墓所へ行くのは怖いから、成たけ昼間往こうと思って、昼ばかり墓参りに往きます。八月二十六日が丁度三七日で、其の日には都合が悪く墓参りが遅くなり、申刻下りに墓参りをするものでないと其の頃申しましたが、其の日は空が少し曇って居るから、急ぎ足で参ったのは、只今の三時少し廻った時刻、寺の前でお花を買って、あの辺は井戸が深いから、漸くの事で二つの手桶へ水を汲んで、両方の手に提げ、お花を抱えて石坂を上って、豊志賀の墓場へ来ると、誰か先に一人拝んで居る者が在るから誰かと思ってヒョイと見ると、羽生屋の娘お久、
久「おや/\新吉さん」
新「おや/\お久さん、誠に何うも、何うしてお出でなすった、恟りしました」
久「私はね、アノお師匠さんのお墓参りをして上げたいと心に掛けて、間さえあれば七日/\には屹度参ります」
新「そうですか、それは御親切に有難う」
久「お師匠さんは可哀相な事でして、其の後お目に掛りませんが、貴方は嘸お力落しでございましょう」