Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

惣次郎の瓜畑を通り掛った人は山倉富五郎という座光寺源三郎の用人役であって、放蕩無頼にして親には勘当され、其の中座光寺源三郎の家は潰れ、常陸の国に知己があるから金の無心に行ったが当は外れ、少しでも金があれば素より女郎でも買おうという質、一文なしで腹が空って怪しい物を着て、小短いのを帯して、心の出た二重廻りの帯をしめて暑くて照り付くから頭へ置手拭をして時々流れ川の冷たい水で冷して載せ、日除に手を出せば手が熱くなり、腕組みをすれば腕が熱し、仕様がなくぶらり/\と参りました。

富「あゝ、進退茲に谷まったなア、どうも世の中に何がせつないといって腹の空るくらいせつない事はないが、どうも鳥目がなくって食えないと猶更空るねえ、天草の戦でも、兵糧責では敵わぬから、高松の水責と雖も彼も兵糧責、天草でも駒木根八兵衞、鷲塚忠右衞門、天草玄札などという勇士がいても兵糧責には叶わぬあゝ大きな声をすると腹へ響ける、大層真桑瓜がなっているなあ、真桑瓜は腹の空いた時の凌ぎになる腹に溜る物だが、うっかり取る処を人に見られゝば、野暴の刑で生埋にするか川に簀巻にして投り込まれるか知れんから、一個揉ぎって食う