Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

事も出来ぬが、大層なって熟しているけれども、真桑瓜を黙って持って行くはよろしくないというが、一寸此処で食う位の事は何も野暴しでもないからよかろう、一つ揉ぎって食おうか」

と怖々四辺を見ると、瓜番小屋に人もいない様だから、まア好い塩梅と腹が空って堪らぬから真桑瓜を食しましたが、庖丁がないから皮ごと喫り、空腹だから続けて五個ばかり喫べ、それで往けば宜しいのに、先へ行って腹が空ってはならんから二つ三つ用意に持って行こうと、右袂へ二つ左袂へ三つ懐から背中へ突込んだり何かして、盗んだなりこう起つと、向の畑の間から百姓がにょこりと出た時は驚きました。

百姓「何んだか、われは何んだか」

富「ヘエ、誠にどうも厳しい暑さでお暑い事で」

百「此の野郎め、まア生空遣やアがって、此処を瓜の皮だらけにしやアがった、汝瓜食ったな」

富「どう致しまして、腹痛でございますから押えて少し屈んでおりましたが、暑気に中っておりますので、先から瓜の皮はありますが、取りは致しませぬて」

百「此の野郎懐へ入れやアがって、生空つかやアがって、瓜盗んでお暑うございますなどと此の野郎」